サイバー脅威からシステムを守るIHSEのセキュリティ

サイバー攻撃の頻度と複雑さが増す今、サイバーセキュリティの強化は世界中の政府や企業にとって避けては通れない問題となっています。デジタルインフラの保護は、官民問わず極めて重要です。ネットワーク、データ、システムに対する攻撃は、甚大な経済的損害をもたらすだけでなく、国家安全保障に対しても深刻な脅威となります。
日々増大する脅威に対処すべく、企業や公的機関には包括的なセキュリティ対策を実施する必要があります。 EUではこうした取り組みを支援すべく、NIS-2指令やサイバーレジリエンス法といった規制の枠組みを制定しています。
ITシステムを実際に守るには?
不正アクセスへの最も効果的な対策は、ITシステム同士の間にエアギャップと呼ばれる明確な物理的分離を作り出し、データの安全なやり取りを保障することです。
IHSEは、高い利便性と安全性を両立し、シームレスな操作を可能にするセキュリティ認証に準拠したKVMシステムを提供します。これにより、一部のシステムが攻撃を受けた場合でも、物理的に分離された環境が他のシステムへの影響を防ぎ、データの安全性を確実に保持します。IHSEは40年にわたり、高セキュリティKVMシステムを一貫して開発・製造しており、最高品質の「Made in Germany」を誇ります。
デジタルワークフローの中核および「Core&Control Hub」としてのKVM技術
KVMシステムを利用すると、1台のキーボードとマウス、そして1台または複数のモニターを使って複数のコンピューターを制御できます。この技術により、コンピューター本体をワークステーションから数km離れた安全なサーバー室へ設置できるため、不正アクセスを根本から防ぐことができます。コンピューターの制御に必要なものは、モニター、キーボード、マウスのみであり、外部のネットワーク環境とは隔絶された環境でのオペレーションを実現します。
IHSEのKVMシステムは、幅広い分野の監視ルームや運用センターで多く採用されています。業務プロセスの効率化を図りながら最高レベルのセキュリティを確保できるのが大きな強みです。

KVMシステムの基本構成図
KVMシステムによるサイバー攻撃対策
KVMシステムの防御性能は、コンピューターを堅牢なサーバー室に隔離・保護するだけに留まりません。高度なセキュリティメカニズムにより、データ盗難を未然に防ぎ、外部および内部の両方の脅威に対して強固な保護を実現します。
- 物理的セキュリティ:コンピューター本体を安全なサーバー室に設置することで、第三者による不正アクセスや改ざん、物理的な破壊工作を防ぎます。
- 不正アクセス不可能なデータ通信:サーバー室のコンピューター側とオペレーター側に設置するKVMエクステンダー間の通信には、非IPの独自暗号化通信プロトコルを採用。
- アクセス制御:厳格なユーザー認証と柔軟な権限設定により、許可されたユーザーにのみにアクセスを制限します。
→2要素認証(2FA)のコラムはこちら - ネットワークの物理隔離: 中核となるKVMマトリクススイッチ及びエクステンダーは、一般的なIPネットワークと物理的に隔絶されているため、サイバー攻撃の侵入経路を完全に遮断します。
- システムの拡張性: セキュリティの低下や稼働中の業務に影響を与えることなく、運用を継続したままシステムを拡張できます。
- セキュリティ基準: Common Criteria EAL4+をはじめとする厳格なセキュリティ基準を取得しており、最高レベルの安全性が保証されています。
おわりに
IHSEのKVMシステムは、複数のネットワークやシステムを安全かつ効率的に運用する上で重要な役割を果たします。サイバー攻撃の脅威が増大し続ける中、安全なIT環境を守る手段として、KVMシステムの導入が世界中で広がっています。政府や企業における重要な機密や個人情報の漏洩を防ぐには、最高レベルのセキュリティ要件をクリアした機器の選定が欠かせません。KVMのリーディングカンパニーであるIHSEが、あらゆるサイバー攻撃の脅威からお客様の環境を確実に守ります!