Draco KVMシステムによる統合コントロールルーム構築

航空/交通/放送/物流など、様々な公共インフラが複雑化しており、そのほとんどのシステムが高性能な産業用コンピューターにインストールされたアプリケーションによって制御/監視されています。
対象となるシステム規模が大きくなるにつれて、ハードウェアの数量も膨大になるため、管理者及びオペレーターへの負荷を軽減するために、シンプルなシステム設計とミッションクリティカルな運用が求められます。
Draco KVMシステムは、その圧倒的な安定性と品質から、コントロールルームの構築において、ワールドワイドで豊富な採用実績があります。
Dracoが選ばれる理由
ハイエンドなサーバー類を統合的に監視するコントロールルーム中で影の主役となりうるKVMシステムですが、IPベースのインフラを使用すると、システム全体がネットワーク環境に依存してしまうため、安定した24時間365日の継続運用という観点で、IP-KVMは敬遠される場合も少なくありません。
IHSEの提供するDraco KVMシステムは、各KVMエクステンダーの通信にIPとは全く関係のない独自プロトコルを使用しており、ネットワークとは隔絶された環境での運用が可能です。
各KVMエクステンダーに固有のIPアドレスやMACアドレスは存在せず、KVMマトリクススイッチに接続するだけで自動認識されるため、複雑なネットワークの設定も必要ありません。
ネットワーク環境によってはスイッチングのスピードに遅延が発生するリスクのあるIP-KVMに対して、トラフィック量やシステムの規模にパフォーマンスが依存しないDraco KVMシステムは、緊急時のリソースシェアなど即時性が求められるコントロールルームでの運用において最適なソリューションとなります。
安定運用に配慮されたメンテナンス性
KVMエクステンダー及びKVMマトリクススイッチはモジュラー構造となっておりホットスワップに対応したモデルもラインナップしているため、万が一故障が発生した場合でも、該当のモジュールを交換するだけで運用を継続することが可能です。


豊富な機能によるユーザビリティ
KVMエクステンダー、KVMマトリクススイッチには多彩な機能が実装されています。
また、KVMマルチビューワなどの豊富な製品ラインナップにより、ユーザーの要望に応じて柔軟なシステム構築を可能とします。
KVMエクステンダー
- インターフェースはCat Xもしくはファイバーから選択が可能
- 映像の入出力もHDMIやDisplayPortだけでなくVGAにも対応
- スケーリングコンバータを内蔵したKVMエクステンダーもラインナップしており、アスペクト比や解像度の異なる映像を混在させたマトリクス構成
KVMマトリクススイッチ
- 各ユーザー、CONユニットごとにアクセス制限の設定をすることで、不要なアクセスを無くしシステムの煩雑化を回避
- プッシュ&プル機能による緊急時のリソースシェア、コミュニケーションを円滑化
- APIを利用した制御にも対応しているため、外部アプリケーションとの統合も可能
マルチスクリーンコントロール/KVMマルチビューワ
- Draco U-Switch 476シリーズによるKVMのマルチスクリーン制御
- Draco MV42シリーズにより4台のPCを一台のモニターで監視/制御が可能
リモートアクセス
- Draco Tera IP Gatewayを使用することによって、遠隔地のKVMシステム同士を接続することが可能
- Draco CON APPより、外部クライアント端末からのリモートアクセスにも対応
強固なセキュリティ基準
前提としてDraco KVMシステムでは、IPプロトコルを使用していないため、ネットワーク網からは隔絶された環境を構築し、外部からの不正アクセスを防ぐことが可能です。
それに加えて、国際的なセキュリティ規格であるCC EAL4+認証を取得したDraco Vario KVMA Isolated Secureシリーズもラインナップしているため、世界各国の防衛機関で豊富な採用実績があります。